
BiPとは
BiPは、バイオロギング(動物に装着した記録計による生態調査)で得られた貴重なデータを、バックアップ・解析・公開・探索できるWebプラットフォームです。散逸しがちなデータを標準化して長期保存し、次世代の研究に活用できるようにします。研究者だけでなく、どなたでも無料でご利用いただけます。教育機関の方にもBiPを教材としてご活用いただけると幸いです。
主な機能
データ標準化・バックアップ
メタデータを付与して標準化された形式で保存。データの紛失を防ぎ、次世代へ確実に引き継ぐことができます。
オンライン解析
GPSデータから海上風・海流・波高を算出する解析機能を搭載。サーバー上で自動処理され、結果をすぐに確認できます。
データ公開
論文発表時のデータ公開義務に対応。無料でデータをアップロードし、公開することができます。
データ探索
種名や測定パラメータでデータベースを検索。公開データはダウンロードして解析に利用可能。
地図表示
標準化したデータを地図上に表示。個体の移動軌跡の確認やデータの詳細閲覧が可能。
Liveデータ閲覧
LiveMap機能でリアルタイムに送信されるデータを地図上に表示。現在の動物の位置をすぐに確認できます。
オフライン解析ツール
JupyterLiteによるブラウザ上でのPython解析環境を提供。15種類の解析スクリプト(GPS抽出、KML生成、潜水解析など)が利用可能。
国際対応
世界中の研究者が利用可能。英語・日本語対応で、国際共同研究のデータ共有にも最適。
活用シーン
研究データの長期保存
HDの破損や担当者の移動で失われがちなデータを、メタデータ付きで安全に保存。将来の研究にも活用できます。
論文データの公開
学術誌が求めるデータ公開義務に対応。BiPに無料でアップロードして公開できます。
海洋環境の解析
海鳥やウミガメのGPSデータから、海上風や海流、波高を算出。気象・海洋研究にも貢献。
既存データの二次利用
公開されているデータを検索・ダウンロードして解析に活用。新たな発見につなげます。
料金
本システムは、文部科学省「海洋資源利用促進技術開発プログラム 海洋生物ビッグデータ活用技術高度化」の予算を受けて作成されました。